バルバロッサ Barbarossa
Kosmos作 Klaus Teuber作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜6人 12歳以上 75分
ワンポイントセールス:
粘土細工を作るゲーム。でも、うまく作ってはいけません。

 1988年ゲーム大賞受賞
粘土細工を作り、互いに他の人が作った粘土細工が何かを当てるゲームです。ただし、分かりやすく作っても、何だかわからないようなものを作っても失点になってしまいます。「言われてみればそのようにも・・・」程度につくりのがコツです。
 まず、2つずつ任意の粘土細工を作り、何を作ったかをメモします。手番になったら、サイコロを振り自分のコマを進めます。あるいは、持っている宝石を減らして、その数コマを進めることもできます。つまりこの場合は、希望するマスに確実に進むこともできるのです。
 進んだ先のマスにより、アクションがあります。宝石が得られたり、他の人にポイントが入ったり、します。そのほか、粘土細工が何かを推理したり当てたりすることができるマスもあります。妖精のマスに止まったら、他の人が作った粘土細工ひとつを指定し、その名前の特定の位置の1文字をたずねることができます。例えば先頭の文字。これは紙に書いてもらい本人だけが知ります。
 また、質問のマスの止まったら、粘土細工ひとつを指定してそれについての質問をします。この答えは、「ハイ」「いいえ」「どちらともいえない」「分からない」のいずれかになるものです。そして、この質問は相手が、「いいえ」と答えるまで続けることができます。相手が「いいえ」と答えたら、もう一度「いいえ」と答えるまで質問を続けることができます。また、その粘土細工が何かが分かったら、紙に書いて答えることもできます。はじめてその粘土細工を当てた人には5点、二人目には3点が与えられます。また、粘土細工を当たられた人にも得失点があります。序盤で当てられてしまった人(つまり分かり易すぎた人)は、失点します。また、最後までまったく誰にも分からなかったり、遅くまで当ててもらえなかった粘土細工には、失点があります。中盤で当ててもらった粘土細工は、当ててもらって得点があります。
 程よい加減に分かりづらく作るのがポイントです。じょうずな人が必ずしも勝つとは限りません。また、他の人の粘土細工を見て、想像力をうまく働かすことも得点につながります。パーティゲームとして盛り上がります。


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