エデン Eden
Kosmos社 Gal Zuckerman作
プレー人数 対象年齢 プレー時間
3〜4人 10歳以上 40-60分
ワンポイントセールス:
実は、マネージメントゲーム

 このゲームには、大きく分けて3種類のカードと土地タイルが登場します。人形が描かれたマナカードは、いろいろなコストを支払う、お金のようなカードです。農業従事者と共にアルファベットと数字が描かれたカードは、灌漑カードでそのカードを出すことによってゲームボード上の該当する位置の土地を得ることができます。それを示すために自分の色の土地タイルを置きます。正方形や、長方形L型が描かれたカードは開墾カードで、カードと同じ形に土地をもっている場合、コストを支払うことによって、土地の開墾を進めることができるのです。それぞれの土地は4段階に開墾されそれに伴って土地の価値も上がります。それらの土地の価値はタイルに描かれた赤または白丸で表されています。これらの合計が20になった人の勝ちです。
 まず灌漑カードをプレーすることによって、土地を得ます。そして、自分の土地だけで、持っている開墾カードと同じ形ができたら、そのカードをプレーすることによって、それらの土地を1段階開墾が進んだ土地にすることができます。
 また、他のプレーヤーの土地に隣接した灌漑カードをプレーしたときに、隣接している土地及び、そこから連続しているその人の土地を機能するだけ、買収することができます。もちろん、買収する土地が多いだけ、それらの土地の価値が高いだけ、買収価格は上がります。必要なだけのマナカードがなければ買収はできません。しかし、買収されそうになったら、相手も置かれたばかりの土地を逆に買い取れないと、買収されてしまいます。つまり対抗できるだけのマナがないと、安い価格で買い取られてしますのです。この行為は、一回の手番で2回まで行えます。したがって、一回目の買収に対抗するために、お金を使いすぎると、2回目の買収で買い取られてしまうかもしれないのです。
 もちろん、買収されたらマナカードが手に入りますので、ちょうどよい灌漑カードさえ持っていれば、また買い戻すことができるかもしれません。
 土地開墾ゲームということですが、実はマネージメントゲームです。マナをうまく運用することによって価値のある土地を増やします。