エラズンド Elasund
Kosmos社 Klaus Teuber作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 10才以上 60分
ワンポイントセールス:
「カタン」ファミリーですが、拡張セットではありません。

 街に建物を建てるゲームです。手番の最初に、サイコロを2個振ります。出た目の列に船を配置します。この列に建物を持っているプレーヤーは、すべて、建物の種類によりお金またはパワーカードを獲得できます。そのあとで、手番プレーヤーは、まず建設可能なら、建物・壁・教会の内2つまで建設します。そして、この列に権利書チップを配置するかお金を獲得するかできます。最後に、可能ならボーナスアクションもできます。
 壁と教会は、お金さえあれば可能ですが、建物は、お金のほかに権利書が建設予定地におかれている必要があります。また、建物の大きさにより、建物建設に必要な権利書の枚数が決まっています。ただし、すべて自分の権利書である必要はありません。他の人のものでもいいのです。ただし、その場所に置かれている権利所に書かれている数字の合計が、最大のプレーヤーでないと建設できません。権利書を配置するには、そこに描かれた数字分お金を支払う必要があり、建物の建設も、建物にかかれたコストを支払う必要があります。手元不足で、安い権利書を置いておくと、もっと高価な権利書を置いた人に利用されるかもしれません。また、より大きな建物を建設する場合、その一部にでもかかっている小さな建物は、何の補償もなしに取り壊されてしまいます。
 建物には、各プレーヤー専用のものと、中立のものがあります。プレーヤー専用のものは、小さく簡単に建設できますが、他の大きな建物により、どんどん取り壊されます。また、この中には、取り壊されても、場所があればその場で別の場所に移動させることができるものもあります。これが、収入の基本になります。中立の建物は、コストも高いのですが、建設することにより勝利点も得られます。(壊されたらこれもなくなります)
 なお、パワーカードは、権利書を任意の位置に置いたり、移動させたり、また、同じ大きさの建物を取り壊して、そこに新しい建物を建設するときに使えます。
 幾種類かの勝利点を合わせて、先に10ポイント獲得したプレーヤーの勝ちです。どの方針で進めるか、状況に応じて、何がベストかを考えさせられるゲームです。
 「カタン」ファミリーのゲームですが、決して拡張セットではありません。このセットだけで遊べます。また、カタンの開拓を合わせて遊ぶこともできません。


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