ザウバーカクテル Zauber Cocktail
Kosmos社 Arnd Beenen作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
4〜7人 8歳以上 30分
ワンポイントセールス:
ワイワイ騒げるパーティゲームです。

 ゲーム中に各プレーヤーに配られるのは、11種類のカードです。これらのカードは魔法の薬を作るための材料なのです(ゲームには関係ありませんが)。1種類はジョーカーでどのカードとしても使えます。残り10種類のカードには、そのカードを集めた場合のポイントが描かれています。
 この他に、各ラウンドでの得点を決めるカードがあります。
 ゲームの開始時には、各プレーヤーにカードを10枚ずつ配り、このラウンドでの得点を表すカードを1枚表にしてスタートします。ゲーム中には、それぞれのプレーヤーはランダムに他のプレーヤーとカードを交換できます。この交換には制限はありません。どんどん続けてもかまいませんし、違う枚数同士交換してもかまいません。互いに納得する内容の交換ならどんどん行うことができるのです。
 もうこれ以上交換する必要がないと思ったプレーヤーはは、自分が持つ宝石のマーカーを、ゲームボードの指輪を表す位置に入れます。その後から交換を中止したプレーヤーは別の場所に自分の宝石マーカーを入れます。プレイ人数により決まった人数のプレーヤーが交換を中止したら、それ以上の交換はできません。直ちに全員交換を中止します。そしてカードの公開になります。
 公開できるのは、少なくとも同じカードが2枚以上です。そして、2種類のカードまでしか公開できません。公開したカードのポイントを比べ、それぞれ得点を得ます。順位による得点は、ラウンド開始時に表にしたカードに描かれています。一番最初に交換を止めたプレーヤー(指輪の位置に宝石マーカーを入れたプレーヤー)がプラスの得点を得た場合には、ボーナスで2点得ます。得点が得られなかったり、マイナス点になった場合には、マイナス2点が加えられます。つまり、早く交換を止めたらボーナスのチャンスがあるが、よいカードが公開できないと、大きな失点になってしまうのです。得られた得点分、マーカーを進めます。
 次のラウンドは、公開したカードを捨てて、それぞれ5枚のカードを受け取り、そのラウンドの得点を示すカードを表にしえ再スタートします。
 ゲームは、誰かのマーカーがゴールに達するか、ラウンドの得点を表すカードの中に入れられた、終了カードが表になったらゲームは終了です。
 交換は、急がなければなりません。いつ突然終了になるかもしれません。また、相手にとっても有利な条件を示さないと、なかなか交換は成立しません。急いで、多くの人と、どんどん条件を交換して、より得点が増えるカード交換を行いましょう。
 また、高得点のカードができたからといって、そのラウンドで公開する必要はありません。そのラウンドは我慢して、次のラウンドが始まると同時に、宝石マーカーを入れて、ボーナスポイントを狙うこともできます。
 あまり、興奮して大声を出しすぎないよう気をつけてください。