魔法の掃除機 Zauberstauber
Kosmos社 Heinrich Glumpler作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 10歳以上 30-50分
ワンポイントセールス:
魔法の掃除機を操って、大空を飛んでください。操縦は難しいですよ。

 魔法の掃除機を操って行うレースゲームです。しかし、用意されたコースはありません。テーブルにタイルを適当に配置して、コースを作るのです。
 コースが出来上がったら、レースです。手番には、「魔法の本に飛行のためのカーブタイルを配置」するか、「飛行」するかができます。自分の魔法の本にカーブタイルを配置するのは、飛行のための準備です。ここに配置された順に、またその方向に飛行は行われるのです。つまり魔法の本の@に置かれているタイルから順に使用し、そして、魔法の本についている側が、後ろになるようにして飛行が行われます。このカーブタイルは、たくさんあり、それぞれ微妙に角度や長さが違います。これを選ぶときに試してみることはできません。目測で、必要なタイルを探し出し、方向を間違えないようにして(間違うと反対側にカーブしてしまいます)配置するのです。
 「飛行」を選択したら、各プレーヤーの魔法の本についているカーブタイルをすべて使うことになります。まず、掃除機に乗った魔法使いのコマをはずします。この後ろには、彗星タイルが置かれています。ここに、魔法の本から順にカーブタイルを配置するのです。そして、すべてのカーブタイルを配置したら、その先に魔法使いのこまを配置してから、カーブタイルをすべて取り除き、最後に、魔法使いの後ろに彗星タイルを再配置するのです。カーブタイルが途中で、障害物にぶつかるようなら、それ以上はカーブタイルを配置しません。魔法使いのこまが配置できるまで、カーブタイルを取り除いてから、それを配置します。残ったカーブタイルは、すべてストックの戻します。
 なお、それぞれの魔法の本には、5箇所のカーブタイル置き場があります。これ以上置くことはできませんので、いっぱいなら、「飛行」を選択するしかありません。ただし、魔法の本の下側に、ひとつカーブタイルを置ける場所があります。このにタイルを置いたら、このタイルやバック用に使用します。ここに置いたら、前進部分にタイル置き場が残っていても、次の手番では、「飛行」しなければなりません。通常の飛行を行った後、このタイルを使って、後退します。障害物をかわすときに便利かもしれません。
 このゲームには、いくつかの方法でのレースが用意されています。単純に目的地に先に到着するもの、コースを回って戻ってくるもの、そのときゴールには後退して入ること。ランダムに逃げ回るターゲットを捕まえるものなどです。
 目測の不確かさを実感してください。


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