メビウスママのひとりごと

2004/1/15 vol.5

 明けましておめでとうございます。2004年もメビウスをよろしくお願いします。さて皆さんはどんなお正月を過ごされましたでしょうか?メビウスママは「家族でゲームざんまい」とまではいかなかったもののゲームを楽しみました。何せ(‘@‘)はゲームに疎いので家族にあれこれ教わりながらゲームを楽しんでみました。我が家のお正月の1コマをチョットご紹介。親父、ママ、姫(中1)、怪獣(小5)がプレーヤーです。

1月2日夕刻 

「ゲームやるぞ〜ぉ」のオヤジの一声で我が家の姫と怪獣がノソリとリビングにやってくる。「何やるの?」スコットランドヤード「OK」もちろんどんなゲームかは皆さんご存知でしょうがチョット説明、ロンドンの地図になったボードを使って、ミスターXこと悪者を他のメンバーが捜査官になって探し当てるゲームです。バスやタクシーに乗ったり、地下鉄を使ったり、はたまたダブルムーブなんてことをやって船に乗ってみる?とにかく逃走する悪者をみんなで追いかけて捕まえるゲームです。ルールのレクチャーを三人でうんうんと聴いて、「ところで誰がミスターXやるの?」「おとうさん」といって居なくなったオヤジ、奥からミスターXのキャップを持ってくる。なぁ〜んだ最初からこの役がやりたかった?目深にキャップをかぶって嬉しそうなオヤジ、ところが問題発生M老眼?$視力が老化しているオヤジにはボードの場所を表す数字が見えないLどんなに目深にキャップをかぶっても自分の居場所をボードの上に身を乗り出して見てしまう、ばれちゃうよ~捜査官3人は「この辺りを見に来てたよ」「あやしい」など言ってはいるものの、怪獣が自分の推理だけで単独行動を行うため、いざと言う時にとんでもない所にいて役に立たずあちゃ〜 姫と(‘@‘)はハアァ〜チームワークの悪い捜査官達と老化の著しいミスターXの戦いは??ミスターXが逃げ切ってしまった***この後、姫も怪獣もママもミスターXを体験!!(‘@‘)は家族の性格を熟知?結構捜索の予想が的確だったようで、ミスターXはハラハラする場面が多かったようだが、チームワークが物を言う捜査、捜査官は意見をまとめて捜査しましょう。

1月3日夜

「今日は何やるの?」子ども達の声に誘われて、「じゃぁカルカソンヌいってみよう」ママは以前にプレーはしたが、すぐにルールを忘れる得意技を持っているので、再度ルールを教えてもらってスタート、順番にタイルをめくってゲームを進めていくけれど、ママは引きが悪いね欲しいと思うタイルを引き当てる事が出来ず悪戦苦闘、無意味に修道院タイルが出たり交差点が出てくるばかり、姫は着実に町を建設中、広大な計画があるらしい、怪獣は姫の町にピタリとくっついて最後に“棚から牡丹餅”を画策中、オヤジは姫と怪獣を手なずけながら自分のエリアを拡大、ママは孤独にタイル繋ぎを続行中?駒は手持ちがなくなって回収不能あぁ〜、姫は「来ないで、やめて、あっちへ行ってよ」の連発、怪獣はヘラヘラと姫のタイルにくっついていく、オヤジはこの草原がおいしくなったウッシシ、なんて思っているうちにタイルが無くなって終了、あぁ〜あもっとエリアを拡大したかったなぁ〜獲得点数を得点ボードを使って清算、やっぱり親父の勝ち抜け、ママも孤独な戦いだったがチマチマと、でも確実に得点を確保、姫は野望が大きすぎて結果自滅?、怪獣はモクロミ通り“棚から牡丹餅”で得点をゲット、ヤッホー***自分の戦略をきちんと立て、うまく欲しいタイルを引くことが出来るか?引きだしたタイルを上手につなぎ合わせ、自分のコマをうまく配置して草原の高得点を狙ってみるのもなかなかかしら。

1月4日夜

 お正月だものね! 遊びましょう。「本日はカタン」「はぁ〜い」やっぱりママはプレーした事はあるがルールを忘れた。「まったく、しょうがないなぁ〜」と怪獣に小言を言われながら***なんだ普段の仕返しか?いつもと立場が逆転してるじゃないとほほ そんな感じでゲーム開始、2個のサイコロから出る目は?「母さん、わかってる! 2とか12の目は1/36、8とか6の目は5/36の確率で出るんだよ、そういうこと考えて初期配置してる?」「はい、すみません」わぁ〜怒られてしまった。ママの知らないところで怪獣はイッパシのゲーマーに育っていたのかしら?いやいやゲームを楽しむのなら当たり前のこと、ママがぼーっとしているだけですゴメンね 小麦、鉱石、材木、レンガ、羊毛などの産物を生産し、道を作り、街を作り、港まで進出できれば交易が出来る。産物をたくさん抱え込んでいると、えぇ〜没収されちゃったーなんてこともあり***このゲームも戦略をしっかり立て自分の手番で何を行うのか、出来ることを確実に行わないと泣きを見ます。そしてママのようにぼーっとしていると泥棒に遭ったり、産物を封鎖されてしまったり、自分の利益を良く考え、時にはプレーヤー同士の交渉もOK、そうして早く10ポイントを獲得した人の勝利。尚よくある事ですがカタンメビウスの取り扱いはありませんhttp://catan.jp/main.shtml こちらがカタンの公式サイトです。

後記

 このお正月、メビウスママはゲームを本当に楽しみました。しかしママは主婦であり、母です。やっぱり夕飯の支度が気になったり、明日の家族の予定が気がかりなものです。そんなことをあまり気にせず、ゲームを楽しめるのもお正月という時だからでしょう。家族中が同じように明日も明後日もお休みですから少々夜遅くまで起きていてもOK、そして、お正月という事で食べ物も何となく出来上がっていますし、こんな時は主婦も母も忘れて、先ほど私が書いたように、いつもと立場が逆転して愚息に怒られながら楽しんでみるのも一興です。今回ご紹介したゲーム、我が家では1回に約2時間かけてプレーしました。これはルールのレクチャー時間も含みます。スコットランドヤードは、ミスターXが一度捕まると、夕飯を食べる、また捕まると今度は家族全員順番にお風呂、そして「次は誰がミスターXになるの」など言いながら再度プレーと言う具合に、いったい夕方から何時間遊んだでしょう。「あぶない、何とか逃げ切ったよ」「母さんの推理はきついね〜」なんて子どもとの会話を楽しみながら深深と夜は更けて行きました。私が子どもだった頃のお正月を彷彿、今は大人もそして何より子ども達が忙しい、サッカーや野球、スイミングにバレエ、そして塾、毎日時間に追われて苦しい・・・このお正月を何より楽しんだのは私だったみたいです