メビウスママのひとりごと

2004/2/18 vol.6

こんにちは、メビウスは日当たり良好のためお天気がよい日は冷房を入れたくなる?ほど暖かいです。店の中ではAlhambraと背中に書かれた赤い半袖のポロシャツを着ている事が多くなっているママです。これはエッセンでの戦利品のひとつ、Queenのブースでスタッフが着ていた物をいただいちゃいました。

昨年2003.12.30の読売新聞に『ボードゲーム再び』と題した記事が掲載されました。そこにミッドナイトパーティも紹介され、反響が大きく入荷待ちをしていただいた方も沢山いらっしゃいました。ご迷惑をおかけしました。またその記事を読んでボードゲームに興味をお持ちになっていただいた方も沢山いらっしゃったようです。でもどんな物を選べばよいのか??そうママがひとりごとを最初に書いたきっかけもゲーム選びのポイントをお伝えしたかったからですが、なんせ文章力が無いので上手くお伝えできなかったトホホ反省 再度チャレンジさせてくださぁ〜〜い。

ゲーム選びのポイント

T.何人で遊ぶか、 U.誰と遊ぶか、  V.好みはどんなものか、この三つのポイントをしっかり押さえてみてください。

ではまず、T.何人で遊ぶのか? このポイントです。2人は特殊な人数だと思ってください。ほとんどのゲームには2人から遊べますとメーカー側が記載しています。しかしそれは本当に楽しく遊べる人数かどうかは疑問です。トランプを思い起こしてください。「ババ抜き」「七並べ」これらの遊びは2人からでもできますが、2人で遊ぶのと3人で遊ぶのではまったく趣が変わります。2人で「ババ抜き」をすると相手がどんなカードを持っているかツツヌケ、2人で「七並べ」をやってみるとこのカードを止めているのは相手しかいません。ゲームには適正人数があります。これはプレーできる最小人数とはまったく別物です。

U.誰と遊ぶのか? 小さな子どもと親が遊ぶのか?、小学生が友達同士で遊ぶのか?、ゲーム愛好家が遊ぶのか? これもメーカー側が適正年齢という形で6歳〜、8歳以上、10歳〜99歳など著しています。しかしメーカー同士で基準があるわけでなく感じ方も表現の仕方もまちまちです。「家の子は7歳だけどこの8歳以上と書いてあるゲームはできるでしょうか?」こんなご質問もよくお聞きします。私は個人の能力を年齢で著すのはかなり無理があると感じています。特に子どもは個人差が激しいものです。かなり難しいと思われるゲームでも親と一緒にチャレンジするとできちゃいます。できたけど勝つ事ができたか?勝つために何をしたら良いのかを理解できているか?そこがポイントではないでしょうか。子どもは、その難しそうなゲームができたことを自慢したくなりお友達同士でもプレーしたくなる。家族で楽しんだゲームはご両親やお兄さんお姉さんが上手にゲームを教えてくれました、しかしいざ自分が同年齢のお友達に上手にルールを説明できるか?メビウスママもルールの説明は難しくて困っています。メビウスママは小学4年生ぐらいのまでのお子さんには、そのお子さんがルールをレクチャーできるものをお勧めしたいと思っています。小学5・6年生のお子さんはもう大人扱いでも充分ゲームを楽しんでいただけると思っています。

V.好みは? ワイワイと盛り上がるものがいい、手軽に楽しみたい、じっくり戦略をたててゲームを楽しみたい、ゲーム作家にこだわってみる、色々な好みを追求してみてください。

メビウスママの説明でゲーム選びのポイントをご理解いただけたでしょうか?迷った時はお気軽にご相談ください。オヤジとママで一生懸命アドバイスさせていただきます。ただオヤジは結構ハッキリ「お勧めしません」「そういう物は無いに等しいです」と失礼にも言いますが、これは本当に善い物をお勧めしたい一心です。メビウスの商品が可愛くて仕方ない親父が、お客様の手元にゲームと言う娘がお嫁入りして可愛がっていただける、愛していただける物であって欲しいと願うからです。失礼な奴だと思われた方はお許しください。ごめんなさい。

では子どもに与えたい初めてのボードゲームをご紹介しましょう。しかしあなどる事無かれ、大人も充分楽しめるゲームです。子どものお付き合いでチョット・・・なぁ〜んて思はないでくださいね。

ミッドナイトパーティ 3800

大人も子どもも一緒にワイワイガヤガヤ楽しめるゲームです。新聞に掲載されたこともありチョット人気です。子どもに与える初めてのボードゲームには最適だと思います、ルールも簡単でプレーして楽しい雰囲気を味わえるのが人気の秘密のようです。

穴掘りモグラ 4800

 簡単なルールに従って、自分のモグラがゴルーデンシャベルを獲得することを目指す、勝つための目的がハッキリしています。また子どもが困った時にさり気なくアドバイスを与えやすいゲームです。ミッドナイトパーティが雰囲気を楽しむものなら、こちらは勝利するための努力を養うゲームでしょう。やはり子どもに与える初めてのボードゲームには最適と思います。

ラビリンス 3000

 名前の通り迷宮です。ボードの上には7×7の49枚の迷路の道タイルが配置されています。プラスもう1枚迷路タイルがあります。その1枚のタイルを自分に有利になるように7×7のボードに押し込みます。その手順でスルスル迷路を動かし迷宮の中に隠されている宝物を捜し歩く、パズル的な要素が組み込まれたゲームです。子どもに与えるゲームではチョット上級です。もっと手軽にラビリンスを楽しむのならカードラビリンスがお勧めです。またこのゲームは2人でプレーしても充分楽しむことができるゲームです。お子さんに買い与えたゲームでも、時にはパパとママが頭をほぐすために2人でやってみてはいかがですか?もちろんファミリーで楽しんでいただくともっと楽しいですよ。

カードラビリンス ¥1500

 ラビリンスはパズル的でしたが、カードラビリンスはコンタクトゲームまたは水道管ゲームのように迷路の道タイルをつないでいくゲームです。簡単なルールに従って宝物が獲得できるようにタイルをつなぎ合わせます。たくさんの宝物獲得を目指してがんばって

動物探し 1800

 カルタのようなゲームです。また少々知育的な感じもしますがルールはいたって簡単なカードゲームです。5種類の動物(いぬ・ねこ・うま・うし・ぶた)が5種類の色()で描かれています。取り札的なカードは5種類×5色の25枚のカードです。では、読み札的なカードは?1枚のカードに4種類の動物が4色の色で描かれています。この読み札的なカードに使われていない色で描かれていない動物を探すゲームです。読み札的カードをめくってヒトヒネリ考えて取り札的カードを取るゲームです。しかし獲得できるのは読み札です。だって、場に出ているカードが減っていくと後になるほど簡単になるでしょ***でも本当に小さなお子さんと遊ぶときは場のカードが減っていっても大丈夫です。そうゲームは基本ルールを理解した上で、プレーヤーの能力に応じてハウスルールがあってもいいじゃない。どうですか?これは5種類の動物と5色が判別できればOKです。幼児とママが雨の日に楽しんでみる事が出来ますよ。幼児にとどまらずみんなで脳を刺激してみませんか?

イヌイット 4500

アクションゲームです。みんなで氷のお家(イグルー)をカチャカチャと振ってその中に何個のガラス玉が入っているのかを当てるゲームです。難しい数をみごとに当てる事ができればポイントが高くなります。素早くイグルーを振って高ポイントを目指して見てください。

子どもだけでなく、大人もイグルーを振ると楽しい気分まちがいなし、結構ムキになってしまうかも・・・これは2人でも楽しめます。カップルで楽しんでみるのも一興ですよ。

ノイ 1600

 数字を操るゲームです。場に出たカードと自分の出すカードをたして101こえないようにするゲームです。基本的には数字カードですからドンドンたし算をしていくと数字は大きくなっていきますが、上手に役カードやマイナスカードを使って101をこえないようにするゲームです。スピード感があり、手軽でもあり、修学旅行やキャンプ、家族旅行どこにでも持って行けますよ。

おなじはど〜れ 1500

 1枚のカードには15種類の絵が描かれています。そんなカードが15枚あります。その15枚のカードはどんな組み合わせ方をしても必ず1組のおなじ絵があります。それぞれ微妙に異なっていますが必ずまったくおなじ絵が1組あります。それを探すゲームです。絵も可愛く色もきれいです。これも知育的な雰囲気があります。幼児から遊んでいただけるゲームです。ここだけの話ですがこれは1人でも大丈夫かも・・・

このアヒルはおなじです このポットはおなじではありません



このほかにもご紹介したい作品はたくさんあります、アクションゲームであったり、双六がベースにあったり、スピードが要求されたり、記憶力を競ってみたりとその持ち味はさまざまです。難しいものを追及して子どもに与えるより、普段からなんとはなく触れさせてみてはいかがでしょう。ゲームは最終的には勝ちを競うものですが、手番という順番を守ることや、ルールに従うこと、相手をいたわる気持ちや遊びを発展させることもできます。冒頭にも書きましたがミッドナイトパーティをきっかけにボードゲームに興味を持ってくださったお客様から寄せられたお話をふたつご紹介します。小学1年生のお兄ちゃんと幼稚園の年中(5歳)のお嬢さんがいらっしゃるご家庭です。お友達も混ざってワイワイガヤガヤと賑やかにミッドナイトパーティを楽しみ、すっかりとりこになった5歳のお嬢さんは自作のミッドナイトパーティのボードを画用紙とクレヨンで作製し楽しんでくださっているようです。子どもはひとつの遊びからドンドン遊びが広がりますね。どんな可愛いお部屋があるボードになったのでしょう。メビウスママも見たいなぁ〜J もうひとつのお話は3歳のお子さんのお話です。兄弟、従兄弟そして大人が混ざって、こちらもワイワイガヤガヤとプレーです。でも3歳のお子さんは1人での参加はまだチョットムリ?ところがお兄ちゃん達はその小さな子に大役を与えました。ヒューゴ(オバケ)の役です。プレーヤーがサイコロを振ってヒューゴの目が出たらヒューゴの駒が動きます。そのヒューゴの駒を動かす役目が3歳のお子さんの係りになりました。それがたまらなく嬉しい3歳のお子さん、また他のプレーヤーもその小さな子がニコニコと「ヒューゴだよヒューゴだよ」と役目をけな気にこなす姿が可愛くてたまらない。たとえ年齢が小さくても子どもにもチャンとプライドがあるものです。その小さな子を一人の仲間として認め上手にリードしたお兄ちゃん達はエライ一緒にプレーをした大人が一番子どもの成長を嬉しく思っていたのかもしれませんね。ゲームという遊びを通して幼児・児童・大人と言う年齢を超えてコミュニケーションできれば最高ですね。その為にも大人は上手にルールをレクチャーしてあげて欲しいと感じています。基本ルール以外に自分たちのニーズに合うハウスルールもあっていいと思います。そんな時にこの事例が参考になれば嬉しいメビウスママです。