インダス Indus
Queen社 Wolfgang Panning作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 8歳以上 45-60分
ワンポイントセールス:
遺跡発掘は緻密な研究と、あとは運しだい。

 ゲームボードは5分割されています。周囲のL型のタイルおよび中央の正方形のタイルがそれぞれ7枚ずつ用意されています。それらをランダムに組み合わせてゲームボードを作ります。ゲームボードには色々な遺跡が描かれています。建物、墓地、水路、木路、石畳、街壁です。これらの遺跡を発掘するゲームです。発掘に携わるのは、「教授」「助手」「作業員」などです。これらはコマで表されます。
 ボードができたら、順にコマを外周に2個ずつ配置します。そして手番には、もうひとつコマを空いている外周に配置します。そしてサイコロを振るのです。ゲームボードには6×6のマスが描かれています。サイコロの目に応じて、いずれかの自分の外周に置かれているコマをサイコロの目ちょうど分移動させます。ただし、助手や教授のコマが配置されている場合は、コマを移動させる代わりにサイコロを振りなおすことができるのです。教授コマの場合はもう一度振りなおすこともできます。つまり、作業員は最初に振った目でしか移動できません。助手は、最初または2度目の振りなおしの目で移動できます。そして教授は3度目までで移動できるのです。逆に3度振りなおした場合には、教授以外は移動させることができません。とにかく、いずれかひとつのコマを移動させたらそれで手番は終わりです。
 ひとつのマスに複数のコマが入ることができますが、一人のプレーヤーのコマが2つ入ったらそれ以上入ることはできません。同じプレーヤーの2つ目のコマが入ったら、そのマスにいるほかのプレーヤーのコマは取り除かれて、2つ目のコマを入れたプレーヤーのものとなります。その後、そのマスに入るコマはすべて同じように取り除かれます。ゲーム後半には、ダイスの目しだいで、取り除かれるのが分かっていながら移動しなければならないケースも出てきます。
 すべてのコマが外周からボード内に移動したら、ゲーム終了です。それぞれの遺跡にどれほどのコマを送り込んでいるかで、ポイントが与えられます。それに、獲得した他のプレーヤーのコマのポイントを加えて一番多い人が勝ちです。
 各プレーヤーは教授コマを2個、助手コマを4個、作業員コマを6個(4人プレイの場合)持っています。どのタイミングで教授を送り込むか、どの遺跡にめがけて送り込むか(コマは外周から直線方向にしか移動できませんので、置いた位置によって、入れる遺跡は限られます。)、サイコロを振りなおすかがポイントです。どんなに可能性の高い方法を考えても、サイコロの目が勝負を分けてしまいます。しっかり考えて、気楽に遊んでください。


トップページへ