宝石の首飾り Das Kollier
Schmidt社 Andre Frobel作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
3〜6人 10歳以上 20分
ワンポイントセールス:
憧れの宝石をちりばめた首飾りを作ってください。

 ゲームには10種類の宝石が登場します。なおカード下部に書かれた文字は、宝石の解説でゲームにはまったく関係ありません。
 手番プレーヤーがよく混ぜて山札になっているカードを1枚ずつめくります。カードに描かれたカードの合計が6以上になったら、それ以上めくることができません。ここで競が行われます。競の方法は大きく分けて2種類です。競上げと競下げです。競上げとは、手番プレーヤーがスタート価格を設定し、それ以降はランダムに競を行います。ただし、誰も競に参加しなかった場合は、手番プレーヤーが買うことになります。競下げとは、競にかけられるカードに書かれた数字の合計から始まります。手番プレーヤーの左からその価格で買うかどうかの返事をしてゆきます。誰かが買うといった時点で競は終了します。もし誰も元の値段で買わない場合は少し下げて買うかどうかを聞きます。基準価格より安い価格で買うといった人が出た場合は、その価格で手番プレーヤーがカードを買う優先権が得られます。そして買うといったプレーヤーに少しお金が入ります。
競の方法にかかわらず、手番プレーヤがカードを買った場合には、手番プレーヤーに販売手数料が入ります。
ゲーム中盤以降は、競の支払いは現金のほか宝石カードも使えます。この場合宝石単体でも、首飾りとしても使えます。首飾りになると価値が増すのです。首飾りとは、価値が一番高い宝石1個を中心に左右に同じ宝石が対称に配置されたものです。そしてその首飾りの価値は、それらのカードに書かれた数字の合計に、使われた宝石の種類を掛けたものです。
なお、競下げは一般的に安く宝石を手に入れることができますが、宝石や首飾りでは支払いが行えません。現金が必要なのです。
 手番プレーヤーは、めくられてカードが欲しくて買えるだけの現金があれば競下げが有利かもしれません。手数料収入が欲しい場合には、競り上げのほうが有利でしょう。
 ゲーム終了時に、手持ちの宝石カードで首飾りを1個作りその価値が高い人が勝ちです。
 資金が足りません。足りない資金をうまくやりくりする競ゲームです。


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