ポンペイ Der Untergang von
Pompeji
Amigo社 Klaus-Jurgen Wrede作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 10歳以上 45分
ワンポイントセールス:
ローマ史に強くなる?

 西暦79年、ヴェスビオス火山の噴火によりポンペイの街はこの地上から姿を消してしまいました。噴火の被害からより多くの住民を救い出すことがゲームの目的です。
 ゲームは前後半に分かれています。前半は西暦63年の大地震以降、街の再建のために多くの住民が街に増えます。プレーヤーはカードプレイにより、自分のコマをポンペイの街に配置します。プレイしたカードは補充されますが、このときOMENと書かれた予兆カードを引いたら、直ちに捨て札とし、ボード上の他のプレーヤーのコマ一つを火山に投げ込みます。わずかの犠牲者が出ました。A.D.79と描かれた噴火カードは、山札の下から15枚の内のどこかに入っています。これが引かれたら、後半戦突入です。
 順番に、袋の中から溶岩タイルを引いて配置します。溶岩タイルには6種類の内いずれかのシンボルマークが描かれており、ボード上の同じシンボルマーク上または、すでに置かれている同じシンボルマークが描かれた溶岩タイルに接するように配置します。残念ながら溶岩タイルが置かれたところにあるコマは犠牲者です。これを火山の中に入れます。溶岩タイルが6枚置かれたところで、避難が始まります。
 手番プレーヤーはまず袋から溶岩タイルを引き配置します。そして自分のコマ2つ避難させるため出口に向かって進めます。すすめる距離は、同じマスにあるコマの数です。そのコマしかなければ1マスしか進めませんが、自分や他人を問わず5個コマがあるマスからは、5歩進めるというわけです。見事街の出口から出られたコマは避難成功です。
 最後の溶岩タイルが引かれたらゲーム終了です。その時点でまだ街に残っているコマも犠牲者です。火山に入れます。
 最も多くのコマの避難に成功したプレーヤーが勝ちです。同点の場合は、火山に入っている犠牲者の少ないほうが勝ちです。
 カードプレイの通常はひとつのコマしか置けませんが、すでに他のプレーヤーのコマがいるマスに配置することによって、追加でもっと多くのコマを配置することができます。
 火山の噴火が始まると、出口に近いコマから脱出させるか、遠いコマから脱出させるかがポイントです。パニックにならずに落ち着いて脱出させてください。


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