ファーストクラス
First Class / Hans im Gluck / Helmut Ohley作
プレイ人数:2~4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:プレイ人数×20分

2編成ある自分の列車の価値を高めたり、列車を進めたりして得点を得る鉄道ゲームです。このゲームは場に並べられたカードを取ってアクションを行うのですが、6種類のカードが用意されています。基本となるカードセット1つと、オプションのカードセットが5種類です。各ゲームでは基本セットに加え任意の2セットを加えてプレイします。そのため、組み合わせで10種類の趣が違うゲームが楽しめるのです。
 各カードセットは1・2・3のグループに分けられており、まず基本セットと選んだオプションセットを1・2・3のグループに分けてよく混ぜてゲームを行います。そして、1・2・3各グループで2ランドずつゲームを行います。そして2ラウンド終了ごとに途中得点計算があります。
 各ラウンドの最初に、そのラウンド使うカードを3列各6枚並べます。そしてスタートプレーヤーから順にカードを1枚選択してそのアクションを行います。これを3巡してラウンド終了です。
 基本セットにあるカードは、自分の列車の車両を増やしたり、価値を高めたりするもの、その列車内を車掌が進むもの、列車が進む先の線路を作るもの、列車そのものを進めるものなどです。車両の価値は0・1・2・4・7・12の順にあがってゆき、得点計算の時点で車掌が進んだところまでの車両がそのまま得点となります。また、列車が線路上を進むと、進んだ先にある得点ポイントではその時点で直ちに得点が得られます。また、特典ポイントを過ぎていれば、得点計算ごとにその特典を得ます。
 オプションカードセットAには、目標(例えば自分の列車編成が一定以上の価値になった場合など)に達すると大きな特典が得られるカードが含まれています。
 オプションカードセットBには、列車編成の得点や、進んだ列車の特典が倍になるカードが含まれています。
 オプションカードセットCをつかうと、オリエント急行殺人事件が起こります。その証拠集めのカードがあります。
 オプションカードセットDでは、列車に客や荷物を積むことができ、それによって特典が得られます。
 オプションカードセットEには、切り替え機と技術者のカードが含まれており、自分の車両が条件を満たすことができたら特典を得ることができます。
 このほか収入を得ることができるので、そのお金を使うこともできます。手番や得点計算時にうまい組み合わせで高得点を目指すゲームです。