アクアダクト Aquadukt
Schmidt社 Bernhard Weber作
プレイ人数 対象年齢 プレイ時間
2〜4人 8歳以上 30分
ワンポイントセールス:
家の建設と、水の確保のバランスが大切です。

 どんなに立派な家も、水がないと住めないというゲームです。
 ゲームボードは20の区画に分割されており、それぞれの区画には4〜6マスの宅地があります。この宅地に家を建設しそこに水が引ければ得点となります。水が確保できた家をより多く持っている人が勝ちです。
 手番になってできることは3種類の内どれかひとつです。@ボード上に家のタイルを配置する。A水源を作る。B水源から水道をひく。
 ボード上に家タイルを配置する場合には、まず20面ダイスを振りその区画のいずれかのマスに家タイルを1枚配置します。家タイルには1〜4軒の家が描かれています。望むならこれを3回続けることができます。つまり、一度の手番で3枚までの家タイルが配置できるのです。
 水源を作る場合には、いずれかのマスの交点に水源を配置します。
 水源からの水道は、一度の手番で2本のまで置くことができます。水道は、必ず水源から引く必要があります。ひとつの水源から2方向にしか引くことができません。また途中分岐もできません。また、ほかの水源と接続してしまうような引き方、元に戻ってしまうような引き方はできません。家タイルの横に水道が引かれたら、そのタイルの家には水が供給されたことになります。
 家の配置で、ある区画のすべてのマスに家タイルが置かれたら、水か供給されているかどうかチェックし、水の供給されていない家は立ち退きになります。これらのタイルはゲームから取り除かれてしまいます。なお、タイルが取り除かれてできた空き地には、あとから家タイルを配置することもできます。
 すでに、水道が引かれているあきマスに、家タイルを配置する場合には、自分が持っている一番価値が低い(描かれている家の数が少ない)タイルを置く必要があります。
 水道用のパーツをすべて使ってしまったら、ゲーム終了です。水が供給されている家の数が一番多い人が勝ちです。
 シンプルなゲームで、それほど時間はかかりませんが、水源配置のタイミングや場所。水道の引き方など悩む要素がいろいろあるゲームです。


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