めんざいふ
Mea Culpa / Zoch / Rudiger Kopf & Klaus Zoch作
プレイ人数:2~4人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:90分

人は善行を行うだけでは、天国に行けません。少々の悪事を行っても免罪符さえ買えば天国に近づけるというゲームです。
 ラウンドの初めに各プレーヤーは犯す罪の大きさと支払うお金の額を同時に公開します。合計の多いプレーヤーから順にそのラウンド助けてもらうキャラクターを選べます。なお、犯す罪が一番多いプレーヤーはお金の支払いは必要ありません。
 助けてもらうキャラクターは法王、王、商人、小悪党の4つです。法王を選んだプレーヤーはまず、法王のコマ一つを任意の場所に移動させます。法王コマは、肉欲、小さな罪、強欲の3種の罪の場所に置かれており、法王コマが3つそろったら罪の決算が起こります。法王コマが置かれていない2か所に罪のマーカーを置いているプレーヤーは、その分自分の魂のマーカーを地獄に向かって進めないといけません。ただし、この罪の決算を起こさせたプレーヤーはその必要がありません。
 王を選んだプレーヤーは3カ所ある大聖堂建設地のいずれかに大工を送り込み、大聖堂建設を行います。大聖堂は大工が2人そろったら外陣ができ、後2人そろったら塔ができて完成です。大聖堂ができたらその大聖堂の建設に献金を多くしたプレーヤーに免罪符が渡されます。献金は3種類の分けられており、「パンとワイン」「絹と宝石」「お金」です。それぞれで1番と2番に多く献金しているプレーヤーがそれぞれの大聖堂に示されている免罪符を受け取ることができます。
 小悪党を選んだプレーヤはその時点で小さな罪へ自分のマーカーを2つ置く必要がります。そして直ちに娼館に行き、そこのアクションが行えます。小悪党は常に娼館では罪に問われません。
 商人を選んだプレーヤーには特に直ちに行うアクションはありません。
 すべてのプレーヤーがキャラクターを選んだら、「法王」「王」「商人」「小悪党」の順番で、市場に物がなくなるまでラウンドを続けます。市場に商品がなくなったら誰の手番であれ、ラウンド終了です。
 手番でできるアクションは4種類です。

 なお、商人を選んだプレーヤーは手番の最後に商品を1個無償で手に入れることができます。また、法王は娼館にこっそりと行きます。6つある娼館のどこに行くかを決めて、それを他のプレーヤーが当てます。もし当てられたら、地獄へ一歩進みますが、当てられなかったら、罪を犯さず娼館の特典を得ます。
 ラウンドが終了したら、各プレーヤー個のラウンドの罪を比較します。一番多いプレーヤーが、一番少ないプレーヤーとの差分地獄に向かって進みます。
 ゲームは、大聖堂が2つ建設され、献金による免罪符の配布が終わったら終了です。
 免罪符は4種類あり、4種類1セットで、天国に向かって8歩数目ます。バラの免罪符はそれぞれ1歩ずつです。ゲームが終わったときに最も天国に近いプレーヤーの勝ちです。
 なるべく犯す罪を少なくするか、罪を多く冒してでも多くの免罪符を得るか。