ブーレンパーティ
Bullenparty / Amigo / Wolfgang Kramer作
プレイ人数:2〜5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分

 1〜100のカードをよく混ぜて各プレーヤーに5枚ずつ配ります。そのほかに「0」のカードを各プレーヤーに1枚ずつ配ります。
 残ったカードを山札とし、ここからテーブルの上にプレイ人数分の列を作ります。各列は最初は2枚のカードで構成されます。
 各プレーヤーは手札から任意の1枚を選び、そろったら表にします。0以外のカードで小さい数字の順番に処理します。0のカードは最後に処理を行います。0以外のカードを出したプレーヤーは、プレイしたカードを捨て札とし、順番に任意の1列を取り手札に加えます。そして、手札が6枚になるようにカードを手札から出して自分の前に置きます。カードは表にして山を作るように置きます。山に置くカードは、山の一番上より大きいカードのみ置けます。その山に置きたくない(置けない)場合は、新たな山を始めるしかありません。カードにはそれぞれ得点となる牛のマークが描かれています。ゲームが終了した時点で、自分の前にある山の内、ひとつの山にあるカードはすべてプラス点として計算しますが、それ以外の山にあるカードはマイナス点として計算します。したがって、できるだけ大きなひとつの山を作ることが目的になります。
 0を出したプレーヤーは、カードを取る代わりに山札から1枚めくり、残った列のいずれかに加えます。
 0のカードはまた手札に戻します。0以外のカードをプレイしたプレーヤーはいったんゲームから抜け、0をプレイしたプレーヤーだけが、同じことを繰り返します。つまり、0をプレイすることにより、一度に多くのカードを獲得し、その分多くのカードを山に置くことになります。テーブルの上のカードの列は5枚までしか置けません。5枚目のカードを置いたら、そこにボーナスカードを加えて置きます。この列を取ったプレーヤーはそのボーナスカードを獲得します。ボーナスカードは常にプラス点です。また、残ったすべての列にボーナスカードが置かれている場合は、もう0をプレイすることはできません。それ以外のカードをプレイして、テーブルの上の列を取る必要があります。
 ゲームが終了したら、得点計算です。この時、手札に残った0以外のカードも自分の前の山に加える必要があります。
 自分の前にあるカードの山の上より小さな数字のカードを取ったとしても、以降のラウンドでプレイするカードに使えば捨てることができます。あまり山をひとつだけにすることにこだわっても仕方がないかもしれません。カードは1点〜9点までの価値の違いがあります。高い価値のカードをプラス点にすることをめざした方がよいかもしれません。
 シンプルなゲームですが、不思議な感覚のゲームです。


トップページへ