ごきぶりスープ
Kakerlaken Suppe / Drei Magiel / Jacques Ziemet作
プレイ人数:2〜6人
対象年齢:6歳以上
プレイ時間:10〜20分
ワンポイントセールス:落ち着くことが第一です。

 焦ってはいけない、焦らされるゲームです。4種類の野菜(人参、マッシュルーム、ネギ、唐辛子)と、それらとともにスープを飲んでいるごきぶりが描かれたカードがあります。すべてのカードをよく混ぜて各プレーヤーに同じ枚数になるように伏せて配り切ります。配られたカードは内容を見ずに山札として片手で持ちます。そして順番に、自分の山札の一番上をめくりこれを表にしてテーブルの上に積んで捨て札の山を作ります。このとき基本的にはめくったカードに描かれた野菜の名前を言います。ただし、いくつかの例外があります。まず、捨て札の山の一番上にあるカードに描かれた野菜の名前は言えません。また、直前のプレーヤーが行った野菜の名前は言えません。カードに描かれた野菜の名前を言えない場合でも、言える野菜の名前は、ゲームに登場する4種類の野菜の名前だけです。たとえば、「人参」「人参」「ネギ」の順番に打たとしたら、最初のプレーヤーは「人参」で大丈夫です。しかし次のプレーヤーは、にんじんのカードが見えているので「ネギ」と言います。3人目のプレーヤーは、この時点で山札の一番上はニンジンで、直前のプレーヤーがネギと言っていますので、「マッシュルーム」か「とうがらし」と言わないといけません。
スープを飲むごきぶりが描かれたカードをめくった場合には、スープを飲むように「スー(息を吸うように)」と言います。そして、これ以降は、捨て札をこれのカードに重ならないように、横に新たな捨て札の山を作ります。そして、このごきぶりが描かれたカードと同じ野菜が描かれたカードをめくった場合には野菜の名前ではなく「スー」と言います。ただし、「スー」も連続できません。その場合には、スープに満足したように「ふ〜」と言います。
もし間違った名前を言ったり、それ以外の余計なこと、たとえば「え〜っと」とか「あの〜」とか言ってはいけません。3秒以上何も言え中ってもダメです。これらの場合は、その時点でテーブルに出されているカードすべてを取り、自分の山札の下に入れます。
自分の山札を一番最初になくした人の勝ちです。
基本的には、めくった野菜の名前を言えばよいことですが、それ以外の時に素早く反応しましょう。迷わないように。
楽しいパーティゲームです。


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