メビウスママの ひ・と・り・ごと

2003/11/10 vol.3

こんにちは、エッセンの国際ゲームフェアーに行ってきました。メビウスの親父はツアーコンダクターに変身しファミリーをぞろぞろ引き連れて・・・さて皆さん、はやる気持ちをチョッと静めてふ〜っうこの旅はパリからスタートです。まるで前回の“ひとりごと”でご紹介したヨーロッパツアーみたいじゃない、この(‘@‘)は無事にツアーを完結できるのか?? こうご期待

Travel in Essen珍道中記の前にTravel in Paris 珍道中記

現地時間の1020日の早朝にパリ到着、ボンジュール憧れのパリよ〜そんな思いも吹っ飛ぶ寒さ気温3さぶぅードゴール空港からパリまでは電車で颯爽と移動と思っていたのに、(‘@‘)は自動改札を通れない、出口の方に切符を入れてしまった!!また入ったんだよね、日本では大きく×もついているし切符を吸い込まないんだけどトホホ(‘@‘)だけ改札の外、みんなは内の状態で家族の冷ややかな視線だけを大きな体いっぱいに感じてえぇ〜ん早朝のため人も少ない(‘@‘)は独り駅のおっちゃんを探しにスタコラサッサ強引に連れてきたおっちゃんに事情を説明すると、チョッと改札機をいじったあげくゲートの下をくぐれのジェスチャー、えぇ〜と思ったけれど(‘@‘)の体はハイハイの赤ちゃんになっていました。これでやっと家族が合流ほっ強引に連れてきたおっちゃんは駅の人ではなかったかもしれないおっちゃんゴメン 乗車予定の電車は私たちがホームに降りた途端に扉がガシャンあっちゃ〜また家族からのブーイング、この旅のこれからを暗示するスタートとなったのです。

そんなこんなパリの街を満喫しました。

でも一番の目当ては“ゲームショップOYA”に行くこと!OYAは親なんです。こちらの店主パトリックさんは日本語がペラペェ〜ラァです。日本語の おや ディラー をご存知で自分のお店の名前をOYAにされました。以前来日された時にメビウスにご来店いただいたご縁で、今回は私たちがお店にうかがいました。お土産に日本産ゲームを持ってね。重たくなくてお手ごろで・・・そうです『ワードバスケット』『競馬マフィア』です。よく来たねと歓迎してくださって、メビウスの親父とは最近のゲーム事情なんか話したのでしょうか??でも、パトリックさんはお土産ゲームが気になって、早速ワードバスケットをプレー、本当に日本語が堪能なのですぐにOK、(‘@‘)より単語が出てくる出てくる、「ぜんぜん大丈夫」という言葉はいま日本でよく使われているが正しい日本語ではない、そのポイントを認識した上で会話の中に「ぜんぜん大丈夫よ、心配ないよ」って言葉を操られます。「競馬マフィアはすぐ誰か遊んでくれると思うけど、ワードバスケットは誰と遊ぼう??遊んでくれる人がいないね・・・」日本語のできるフランス人を探してください。って言っておきました。

Travel in Essen珍道中記

お待たせしました。やっと私たちは1022日にエッセンに入りました。飛行機で1時間程度の移動ですが街の雰囲気はガラッと変わりました。そしてまたぐっと寒くなった気がするぶるっ。一晩ぐっすり眠って23日いよいよフェアー初日です。朝食をとっていると日本人がほかにも居るじゃない、このホテルはメビウスの親父だけでなくカプコンの方々も常宿らしいふぅ~

エッセン国際ゲームフェアー

フェアー会場に到着、並んでる行列だうひょ〜でも休日のディズニーランドには及びません、それでもはやる気持ちでやってきた私たちには、やっぱり長い行列早くすすんでチョ〜ゲートを抜けるとみんな走る走るお目当ての場所めがけてダッシュやっぱりディズニーランド?いやメーカーが開催している社員お得意様むけのバーゲン会場のよう、「迷子になったらこの場所へ戻ってくること、そして12時にはここに一度戻ってくること」とメビウス親父の注意事項を家族全員で「はい」と聞くとクモの子を散らしたようにみんないなくなってしまった…一番気持ちが逸っていたのはオ・ヤ・ジだったったくあっという間に居なくなった。(‘@‘)はフラフラ会場を歩いていると飛び込んできた漢字『遊宝洞』ニコニコの笑顔で遊宝洞の皆さんも興奮ぎみ、「こんにちは、ぐる〜っとまわってまた来ますね」と日本語で話せるのはうれしいほっ12時までまだ時間はたっぷりある、(‘@‘)は走るほどの目当てもない、でもワクワクしているのはた・し・か。そうこのフェアーはショップブースもある。新古品を扱っているお店、普通にバーゲンをやっている店、みんなが目の色変えて走っていっていたところは中古品専門店、ゲームの箱がうず高く積んであるうぁ~これはすごい。とはいっても(‘@‘)はゲームにうといんだよトホホ古いゲームでみんながほしがるゲーム、ゲーム大賞を取っているがもう買うことができないゲーム、アベ・カエサルあるか聞いてみよぉ〜っと

Do you have anアベ・カエサル?」****」通じてないよ

アベ・カエサルなんだけど」そんなキョトンとした顔しないでよ、日本語しか話せないおばちゃんとドイツ語しか話してくれないおばちゃんの会話の先にあるものは、書くよ!書けばなんとかんるでしょ「Ave Caesar?」「Yes, Caesar No カエサル Caesar 」「シーザー?同じジャン」頭固いなぁ~日本のおばちゃんの言ってる事を理解してやろうって気持ちが足りなさ過ぎるよ、ところで、い・く・らfiftyfive」えっ高い、他のゲームは10とか15って書いてあるのに…これには値段もつけず相手が日本人だと思って高く言ったでしょ、チョットおばちゃん、私は現金そんなに持ってないよ。さっき使ったし…(‘@‘)メビウス親父から50ユーロ支給されただけなんだから…子供たちは20ユーロそれで好きに遊べってね、「別に全部使わなくてもいいよ」だって、こんなところ考えてみればカード使えない、買ってもいいなぁ~って思っても買えないよありゃ〜

 そうさっき買ったんだよね、ゲーム。清水の舞台から飛び降りる覚悟で。

(‘@‘)の戦利品

さて、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったゲームは??

(‘@‘)がはじめてみる大きさの箱で、でも知っているゲームの柄で、そこには人だかりができていて、そのブースには他にもゲーム売っているのに、売れているのはそのゲームだけ、「How much ?」

2ユーロ、さいころキャラメルのくせに2ユーロ?チョッチ高いか?でもみんな買ってるし、それが飛ぶように、いいやカチャエ〜〜これがカルカソンヌの追加タイル希少品だったのです。テーブルインザワールドをちゃんと読んでおけばこの価値がすぐに解ったはず、(‘@‘)は勉強不足でしたトホホ

(‘@‘)はお金がなくても、価値が解らなくても、フェアーを楽しみました。それは子供たちも同様。彼らの戦利品は、皿回しセット??ゲームフェァーに来たのに皿回し?100均で買えそうな皿と棒、大道芸人でも目指すつもりでしょうか、いいえ隠し芸にするらしいほんまかいなぁ〜戦利品と言うべきか?
ドイツ人は何処でも、誰でも、いつでもゲームを楽しんでいる、本当に老若男女、幼児からおじさんまでゲームを楽しんでいました
すっご〜ぅ さらにもうひ・と・つ会場で出会った日本人はみんなお友達、声を掛け合って「今晩ご一緒に食事しましょう。7時集合」そんな合言葉で集まった人がザット20名すごいね。その中に我が家のご一行5名も入っていますが、居るですよ日本人。その中に、ゲーム作家のダン・グリムン氏もいらっしゃいました。さすがゲーム作家、食事を楽しみながら「ちょっとしたゲームを楽しみましょう」とコースターを使ってゲームを教えてくださいました。そう、きっとこうやってゲームを楽しむ文化がドイツには根付いているんですねきっと この会食にはゆうもあの一階さん、カプコンのカタン大会に参加の高木さん渡部さん、内藤美樹さん、遊宝洞の皆さん他にもいっぱい集われました。楽しい時間はアットいう間に過ぎて夜はドンドンふけてゆく名残惜しい。我が家の一行のフェアーは1日だけ、エッセンはタマタマお祭り(なんのお祭りかはわかりませんが)普段は見られない露店市場が出てました。


(‘@‘)番外編

『遊宝洞』の皆さんはとってもいい笑顔で頑張っていらっしゃいました。

ブースを出すことって大変なことですよね。夕食会のときに、みんなその日の出来事を興奮気味に話すんです。(‘@‘)はカルカソンヌの追加タイルを買ったことをこの場で話してみんなに羨ましがられていい気分うふふそんな話をする中で、遊宝洞の皆さんもとってもいい出会いをされていました。ゲームフェァーの期間中にさらにその出会いは遊宝洞さんの宝になりました。後日うかがった出会いのお話をチョットご紹介。

フェアー10/23初日、2人の少年が遊宝洞のブースでサーガ(伝説のかけら)で遊び始め、どうも気に入ってくれたらしいすごいじゃん背が高いその二人はユリアン君とエンドリック君どうも中学生らしい、彼らのお小遣いでこのゲームを買うことは無理のよう、何度も何度も繰り返して遊ぶその姿に遊宝洞さん達から一つの提案。「遊宝洞スタッフはドイツ語が話せない。ゲームのレクチャーをてつだってくれないか?そのバイト代としてサーガをプレゼントしよう。」「手伝うのはOKだけど翌日の入場料だってお小遣いからは大変なんだ…」「数時間手伝ってくれるなら、入場料も出すよ」交渉成立よかったね

10/24 2日目 午後少し過ぎて2人の少年は登場!遊宝洞スタッフらしくドイツ語でゲームをレクチャーしてくれる。小さな子供たちには英語の説明よりドイツ語の説明のほうがはるかに理解できる様子そりゃそうだ。 英語版しかないサーガのルールをドイツ語に翻訳しようか??って言ってくれる、ありがたいお言葉泣けるね そこに携帯がなったドキッユリアン君のママからだ「いつまで遊んでるの、いったい何時間遊んでんのよ勉強してないでしょ」(‘@‘)としてはユリアンママの気持ちスゴーックわかるということで明日は来ることができなくなった2人の少年

でも約束だからゲームはプレゼントするよ良く頑張ってくれたしねニッコ

 10/25 3日目 2人の少年は現れない・・・やはりママは手ごわい

 10/26 最終日 社長が業者周りをするためにブースは一人、日曜日と言うこともあってお客さんの出入りは多く一人で切り盛りはすごく大変 限界*** そんな時騎兵隊のように現れたユリアン君とエンドリック君、少年たちが輝いて見えたそうそりゃそうでしょママの許しももらって、その上サーガのドイツ語ルールとカードリストまで持ってきてくれたそうです。そりゃすごい 彼らは夕刻まで大活躍をしてくれたそうです。遊宝洞さんいわく些少のお礼とゲームを渡して、来年の再会を約束したそうです。

誠実で律儀な少年と出会えたことは遊宝洞さんの宝、ことにドイツ語ルールなんてすごいじゃない。

伝説のかけら〜SAGA〜二人の少年の気持ちを揺さぶったサーガ(伝説のかけら)ってすごいゲームなんじゃないの??このほかにも仮面舞踏会って〜のがあったような気がする。この商品はメビウスでも取り扱い中。


  

112223日は第4回ゲームオリンピック、24日はゲームパーティー2003が開催されます。次回はその模様をお伝えします。