ダイヤモンドクラブ
Diamonds Club / Ravensburger / Rudiger Dorn作
プレイ人数:2〜4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60-75分
ワンポイントセールス:早い手番は有利だが、それを獲得するには犠牲が必要。

 プレーヤーは宝石を手に入れ、その宝石をつかって自分の屋敷をより豪華なものにするのです。
 ゲームボード中央には、宝石をはじめいろいろな物を獲得できるタイルを配置します。スタートプレーヤーから順番にお金をタイルのいずれかのマスに置き、その能力を獲得します。ただし、置こうとしているマスの上下左右にすでにコインが置かれている場合は、それらのコインの合計枚数を加えておかなければなりません。つまり前半は安いコストでいろいろな物が獲得できますが、後半は非常に高いものになります。宝石を獲得するためには3つの要素が必要です。「鉱山」「採掘権」「輸送手段」です。鉱山には4種類ありそれぞれ色で示されています。採掘権と輸送手段には数字が書かれております。宝石獲得フェイズでは、これら3つセットにすることにより宝石が獲得できます。そのほか、ここでは3つの能力も獲得できます。これらはゲーム終了まで続く能力です。例えば、自分の敷地内の樹木の価値を上げるもの、宝石を追加で獲得できるもの、ラウンド最初に持っている資金を増やすものです。また、スタートプレーヤーチャートを進めるタイルもあります。これが進んでいるプレーヤーから以降のラウンド行います。また、一番進んでいるプレーヤーには、ダイヤモンドが一つ与えられます。宝石を使った建設のフェイズでは、あとから行うとコスト高になる可能性があるので、これを進めることにも意味があります。
 宝石を効率よく獲得し、それをまた、あまりコスト高にならない状態で建設を行えることができたら、勝利が近いかもしれません。
 対象年齢10歳以上であり、あまり運の要素のないゲームです。複雑なルールではありませんが、じっくりいろいろなことを考えるゲームです。


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