アロザ殺人事件
Mord im Arosa / Zoch / Alessandro Zucchini作
プレイ人数:2〜6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30-45分

アロザホテルで殺人事件が発生しました。プレーヤーは容疑者です。多くの証拠を発見されたプレーヤーが犯人ということになります。
 ホテルは0階から7階までの8階建てです。各フロアーの中央には穴が開いています。まず、2つの被害者のマーカー(赤)をホテルの最上階にある穴から入れます。そして各プレーヤーは順番に自分の色のマーカー(証拠品)を2個入れます。最上階の穴からマーカーを入れるときは、よく耳を澄ませる必要があります。そして、それぞれのマーカーがどの階に止まっているか想像するのです。これでゲームスタートです。
 ゲームは前後半に分かれています。前半は被害者発見です。後半は、他のプレーヤーの証拠発見または自分の証拠を消し去ります。
 前半戦では、いずれかの階をそっと持ち上げます。そして、そこに被害者である赤いマーカーがあれば、それを、証拠品リストのボードに置きます。そして、その階に他のプレーヤーのマーカーがあれば、その分をそれらのプレーヤーの手元から証拠品リストのボードに置きます。発見者のマーカーがあってもそれはおく必要ありません。そして、その階にあった赤以外のマーカーを最上階からホテルに入れます。
 もし、被害者を発見できなかったら、その階にあったすべてのマーカーを最上階の穴から投入するとともに、自分の証拠品マーカーを1つ加えて投入する必要があります。
 被害者マーカーが2つとも発見されたら前半は終わりです。
 後半は他のプレーヤーの証拠品探しまたは自分の証拠隠滅です。いずれかの階を開ける前に、そこに証拠品があると思われるプレーヤーを指名します。複数のプレーヤーを指定することもできます。開けてみて指定されたプレーヤーの証拠のマーカーがあれば、その分のマーカーをストックから証拠品ボードに置きます。その階にあったマーカーはすべてまた最上階の穴から再投入します。もし、指名したプレーヤーのマーカーがなかったら、その分、自分の証拠品マーカーを追加で投入する必要があります。
 また、自分のマーカーが証拠品ボードに置かれている場合、対応する階を開いて、そこに自分のマーカーがあれば、その分、証拠品ボードからマーカーを取り除くこともできます。
 ゲーム終了時に、被害者が発見された階で証拠品を発見されたマーカーは3ポイント、その前後の階は2ポイント、それ以外の階は1ポイントで計算し、最もポイントが多きプレーヤーが犯人で、最も少ないプレーヤーの勝ちとなります。
 ホテルの構造がよくできていて、同じように最上階から投入しても、いろいろな階にマーカーが止まります。落ちる音でどの階にとどまっているか判断してください。


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