動物病院
Psycho Pet / Goldsieber / Christian Fiore & Knut Happel作
プレイ人数:2〜6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30〜45分

動物病院といっても、ふつうの病院ではありません。ノイローゼ気味の動物相手の病院です。プレーヤーはここの医者となり、患者の治療に当たります。
治療カードをよく混ぜて山にし、順番に1枚ずつめくって表にして並べてゆきます。この時に各プレーヤーは、自分のドクターコマをこのカードの列のめくられたカードの横に置くことができます。できるだけ、たくさんカードがなべられた後にドクターコマを置いた方が有利ですが、もし同じ治療カードがめくられてしまったら、もうドクターコマを置くチャンスはありません。そしてそのラウンドプレイの機会も与えられません。
ドクターコマを置いたプレーヤーは、それぞれ自分の治療ポイントを数えます。治療ポイントは、自分がドクターコマを置くまでにめくられたカード1枚につき1ポイントです。この治療ポイントを使って動物を治療するのですが、そのままではまだ力不足です。そこで、この治療ポイントを使ってゲームボードにコマを置くことができます。それにより、より高度な治療が可能となります。ほとんどの場合は、ドクターコマが置かれるまでに出たカードにボーナスポイントが付くものです。これにより以降のラウンドでは、より多くの治療ポイントが得られます。また、治療ポイントを使ってアクションカードを得ることもできます。これを効果的に使うことにより、より高度な治療も可能になります。
多くの治療ポイントが得られるようになったら、いよいよ患者の治療です。患者カードに書かれている数字分の治療ポイントを消費すれば、その患者を治療できます。これが勝利ポイントにつながります。ただし、治療ポイントの量は関係ありません。簡単な治療でも難しい治療でも、ポイントは同じです。ただし、同じ動物を何回も治療すればボーナスポイントが得られます。また、5種類すべての動物を治療してもボーナスポイントが得られます。
序盤は治療ポイントを使って、コマを置き医者としての技量を高めます。後半はその技量を使って治療するわけです。
ゲームは俗に言われる「バースト系」で、治療カードがどこまでめくられたらドクターコマを置くかがポイントになります。治療カードは8種類ですのであまり多くは望めません。また、自分の置いたコマの位置により、2,3枚めくられた時点ですでに多くの治療ポイントがえれれる事もあり、このあたりの判断がポイントになるでしょう。
手軽なファミリーゲームです。


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