カルカソンヌ追加キットXI 
橋・城・バザール
Carcassonne Bruecken, Burgen und Basare / Hans im Gluck / Klaus-Juergen Wrede作
プレイ人数:2〜6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30-45分
ワンポイントセールス:勝利点を使ってほしいタイルをセリ落とす。

新しいルールは3種類です。

  1. 橋は、橋を置くことにより配置可能になるタイルの上またはその隣のタイルに置くことができます。これは通常の手番に追加して置けます。橋を使うことにより、草原をまたいで道をつなげることができます。これを使うことにより、今まで置けなかったようなタイル配置が可能になります。橋の両端は草原になっており、隣接するタイルには道があります。
  2. タイル2枚でできる楕円の小さな都市が完成した場合、すぐに得点せず城に拡張することができます。この城は、ここに隣接するタイルで得点計算が起こった場合(誰もコマを置いておらず、だれにも得点が入らない場合も含め)、そこと同じ得点が入ってコマが戻ってきます。大きな都市が完成して高得点になるかもしれませんし、タイル2枚の道で2点にしかならないかもしれません。また、ゲーム終了まで周りで得点計算が無ければ0点です。
  3. バザールが描かれたタイルが表になったら、まず通常通りの手番があります。その後でプレイ人数分のタイルを表にします。そして、手番プレーヤーの左隣のプレーヤーがその中から1枚を指定して、何ポイント支払って取るかを宣言します。そして順番に一巡だけそのセリを行います。そして、タイルを指定したプレーヤーがそのタイルが欲しければ、最高ポイントを付けたプレーヤーのそのポイントを支払ってタイルを取ります。ポイントの方が欲しければそのポイントををもらってタイルを渡します。タイルを指定したプレーヤー以外誰も欲しがらなかった場合には、そのポイントを減らしてタイルを受け取ります。そして、次のプレーヤーがタイルをしていし…と続きます。すでにタイルを受け取ったプレーヤーはセリに参加できません。すべてのプレーヤが1枚ずつタイルを受け取ることになります。すべての表にされたタイルが配られたら、順番にそのタイルを使って通常の手番を行います。その後で通常の順番に戻ってプレーを再開します。

橋は草原を分断しないため、大きな草原ができることが多いようです。また、意外なところから草原の連結が起こります。
城は一種のギャンブルです。高得点になる可能性が多いでしょう。
バザールは、どうしても欲しい形のタイルを得るチャンスです。また、うまく売りつけてポイントを稼ぐこともできます。


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