黄金の羅針盤
Der goldene Kompass / Kosmos / Inka & Markus Brand作
プレイ人数:2-4人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分
ワンポイントセールス:プレイするカードの色に制限があるので、補充するときに先読みが必要。

 フィリップ・ブルマンの小説「ライラの冒険」シリーズの第一部、「黄金の羅針盤」がゲームの舞台です。
ライラが、彼女の世界のオックスフォードから北極までの旅をします。そこまでにはいろいろ試練もありますが、仲間や友人がいろいろ助けてくれます。
 カードを使ったすごろく形式のゲームです。はじめに目標カードが配られます。これには、どの経験を幾つしなけらばならないかが描かれています。手番には、手札がある限り何枚でもカードをプレイすることができ、そのたびに、コマが止まった先で経験値を積み上げることができます。全員が1回ずつ手番を行った後に、コマの順位の調べます。コマの順位が低い(遅れている)プレーヤーほどたくさんのカードを補充することができます。そして次のラウンドは、いちばんコマが遅れているプレーヤーからです。ただし、このプレーヤーからはじめて時計回りのすわり順です。
旅の途中のFensという街を過ぎたら、使えるカードに制限があります。自分のコマと同じ色のカードは、自分が先頭にいる時にしか使うことができません。それ以外は、自分より前にいるプレーヤーのコマと同じ色のカードしか使えないのです。カード補充の山は色別に分けられていますので、他のプレーヤーが次の手番で、どのあたりまで進むか、自分が進む場合、どこでどの色のカードを必要とするかをよく考える必要がります。
目標カードには、達成するための経験の数と、達成した時に下げる必要がある経験の数が描かれています。目標を達成したら、まず書かれている分経験値を下げて、新たな目標カードを受け取ります。ゴールするまでに3枚の目標カードを達成する必要があります。なお、目標カードを達成するたびに、友人カードを獲得できます。これらの友人はライラの大きな助けとなります。それぞれ違った能力を持った友人なので、どの友人カードを取るかも重要なポイントとなるのです。
3枚の目標カードを達成し、充分な経験値を持った上で最初にゴールしたプレーヤーの勝ちです。
手軽に遊べるゲームですが、友人カードや特殊能力が使えるパンカードをうまく利用して、勝ちを目指してください。


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