エクストラ
Extra / Schmidt / Sid Sackson作
プレイ人数:1〜6人(基本的には人数制限なし)
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分

 Schmidtのダイスタワーシリーズです。
 代表者一人がダイスタワーの上から5個のダイスを投入して、その目をすべてのプレーヤーが使って得点を競います。プレイ人数が6人までと書かれているのは、セットされている鉛筆が6本だからで、鉛筆さえ用意すればもっと大勢でも一斉に遊べます。
 出た5個のダイス目を任意で2個・2個・1個の目に分けます。そして、その結果を各人の集計用紙に書き込むのです。
 集計用紙は大きく分けて左右2つのブロックに分かれています。左側のブロックには、2個ずつに分けられたダイスの合計(2〜12のいずれか)に対応するマスを左から順に1つマークします。つまり1回につき2か所マークされます。
 右側には、残った1個のダイスの目を書き込み、その下のマスを1個マークします。すでに、その数字が書かれたいたら、そこをマークします。右側には数字を書く欄が3列あり、ここには3種類の数字が書かれることになります。
 全員が用紙の左側に2カ所、右側に1か所マークしたら、ダイスをまた振り直しおなじことを繰り返します。
 右側に3種類の数字が書きこまれた後は、その3つのいずれかのダイスを1個のダイスに指定する必要がります。だだし、出ている目にこの3つのいずれも含まれていない場合だけは、右側にマークする必要はありません。5個すべてより2個・2個の組み合わせを作り左側に2か所マークします。
 右側のマークのいずれかの列の最後のマスにマークしてしまったプレーヤーはそこでゲーム終了です。このゲームでは、全員がいっせいにゲーム終了するとは限りません。全員が終了したら得点計算です。
 左側の列で、全くマークがついていない列は0点です。列の初めから3〜5カ所目まで(ダイス合計の目によって違います)にしかマークがついていいる列はすべて−200点です。その次のマスまでマークがあれば0点。その次のマスからはプラス点が与えられます。
 つまりいくつかの列に集中するように出た目を2個・2個・1個に分割してマークする必要があるのです。
 このゲームはSid Sacksonの多人数ソロプレイゲームの名作として名高い「チョイス」を改良してリメイクしたものです。


トップページへ