ボタン
Buttons / noris / Benjamin Schwer作
2~4人 8歳以上 30分

 各プレーヤーは少しずつデザインが違うプレーヤーボードを持っています。また、各プレーヤーは違う色のボーナスタイルを1枚持っています。
 ダイスは3種類6個あります。白い目が描かれた黒ダイス4個、金色の目の黒ダイス1個、金色の目の白ダイス1個です。
 手番プレーヤーは、これら6個のダイスを振って、自分のプレーヤーボードの対応するマスに置きます。縦列には白ダイス横列には黒ダイスです。手番プレーヤー以外のプレーヤーは、金色の目の2つのダイスの交差点にボタンを置くことができます。置かなくてもかまいません。たとえば、金色の目の白ダイスの目が「1」で金色の目の黒ダイスが「3」だったら、横列1、縦列3の自分のボードの交点にボタンが置けるのです。
 手番プレーヤーは、白い目の黒ダイスとの交点でも構いませんが、どこか1カ所に必ずおく必要があります。ただし、置けるのは、「空いている」「すでに置かれているボタンと縦または横で隣接していない」マスでなければなりません。どこか1カ所にボタンを置いたら、隣のプレーヤーの手番になり同様にゲームを進めます。
 もし、前記の条件によりボタンが置けるマスがなかった場合にはバーストになります。自分のボード上のボタンをすべて取り去り、このラウンドから抜けます。その時に、黒ダイスを1個とって自分のボードの角に置きます。これはこのプレーヤーがそのラウンドから抜けていることを示しています。また、このためプレイするダイスが1個減ります。バーストの可能性が高まるのです。
 自分の手番になった時、バーストの可能性が高まってしまっているため、プレイしたくない場合は自主的にラウンドから抜けることができます。この場合もこの先このラウンドでボタンを置くことはありませんが、置かれたボタンはそのままです。また、この場合も白い目の黒ダイスを1個とって自分のボードに置きます。
 こうして、すべてのプレーヤーがバーストするか自主的にラウンドを終えるかしたら、そのラウンドは終了です。バーストしなかったプレーヤーはボタンが置かれている所にいくつかの星を置くことができます。
 まず、バーストせずに自主的にラウンドを終了していれば1個。ボタンが同色のマスに3個以上おかれていたら、その色ごとに1個、自分のボーナスタイルと同じ色のマスにボタンが3個以上おかれていたら1個、その合計の数をボタンが置かれているマスに星を置くことができます。
 そして、次のラウンドをはじめす。
 ゲームは、自分のボードに星を12個置くか、縦横いずれかの列に連続して5個の星が置けたら勝ちです。
 バーストのリスクを持ちながらどれだけ多くのボタンを置くかがポイントです。


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